大祓(おおはらえ)とは、6月と12月の晦日に全国ほとんどの神社で執り行われている、人々が常日頃の生活において無意識に犯してしまっている罪や触れた穢れなどを祓う行事です。
古来神代の昔、伊弉諾尊が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で行ったとされる禊祓を起源とし、神社に出向き、人形(ひとがた)と呼ばれる形代の紙を頂いてその人形に罪穢れの禊を託して祓うという習慣があり、現在でも全国で行われています。
従来より氏子・崇敬者をはじめ、八戸三社大祭龗神社関係者の方などが受けられますが、龗神社の場合近年に至っては、特に12月の晦日大祓の際に受験生の方々が友人同士でお受けになられたり、部活動や学校のクラス又は学年で受けられるケースもあります。
夏越大祓は、以下の通り行われます。
人形頒布期間 | 6月1日8時30分から6月30日17時まで |
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人形受付期間 | 6月10日8時30分から6月30日17時30分まで |
夏越大祓式 | 6月30日 18時開式 |
一般参列 | 夏越大祓式は一般の参列者も昇殿の上参列が可能です。ご希望の場合、6月30日の17時50分までに神社拝殿までお越しください。人形は昇殿の際神職にお渡しください。 |
初穂料 | 人形袋に初穂料をお納めの方は別途初穂料をお納め頂く必要はありません。別途お納め頂ける場合は、昇殿の際神職にお納めください。 |
晦日大祓のお人形は、以下をご参考にお受け下さい。特にお時間に関しましては、夏越大祓と異なりますのでご注意ください。
人形頒布期間 | 12月1日8時30分から12月31日14時まで |
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人形受付期間 | 12月10日8時30分から12月31日14時30分まで |
晦日大祓式 | 12月31日 15時開式 |
一般参列 | 晦日大祓式は一般の参列者も昇殿の上参列が可能です。ご希望の場合、12月31日の14時45分までに神社拝殿までお越しください。人形をお持ちの方は、昇殿の際神職にお渡しください。 |
初穂料 | 人形袋に初穂料をお納めの方は別途初穂料をお納め頂く必要はありません。別途お納め頂ける場合は、昇殿の際神職にお納めください。 |
当神社は、源義経が平泉で自害せずに北へ向かったという、所謂義経北行伝説ゆかりの場所です。
鳥居の建つ場所は義経正妻の京久我大臣姫が自害した場所と伝わっており、その手鏡が所蔵されています。
また、江戸期にこの地方に伝わる義経北行に関する口伝を書き留めた「類家稲荷大明神縁起」という古文書が本殿より発見されました。